観光・平和学習に役立つ体験型デジタルマップが誕生!

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デジタル3Dコンテンツ in 平和記念公園とは
問い合わせ先
広島テレビ DX事業推進室
TEL:082-207-0402
最先端技術で平和関連施設を3Dモデリング
原子爆弾の投下から76年後のヒロシマ。
美しい街の風景に力強く復興した生命力を感じる一方、抱える問題の一つが老朽化する被爆建物の後世への継承です。
その解決へのヒントが、NASDAQに上場しているアメリカのIT企業・Matterport(マーターポート)社が開発した最先端デジタルツインプラットフォームを活用した平和関連施設のアーカイブです。

誤差1%以内の高精度を誇る3Dスキャン撮影によって、4K高繊細な3Dウォークスルーで施設内を自由に歩き回ることが可能です。
また、施設内に埋め込んだタグをクリックすると、例えばレストハウス2階にある被爆ピアノでは、持ち主にまつわる物語や過去の演奏動画を鑑賞することもできます。
▲広島平和記念資料館のドールハウスビュー
▲被爆ピアノの演奏動画(レストハウス2階)
国内唯一!360°空撮ポータルサイトと Matterport の競演
Matterportで制作したデジタルツインを空から繋ぐのが、特殊ドローンで空撮した8K高繊細画像をシームレスに繋ぎ合わせた360°空撮ポータルサイトです。
空から見れば、原爆ドームとの位置関係も一目瞭然。各施設をクリックすると、360°ビューやMatterportのデジタルツインコンテンツが立ち上がり、まるで施設内の空間を歩き回っているかのようにウォークスルーできます。
さらに、AR技術と組み合わせることで、戦前の街並みを合成。スマートフォンなどのモバイルデバイスにも対応しており、平和記念公園を歩きながら当時の賑わいに想いを馳せる体験型コンテンツです。
空撮ポイントや Matterport ポイントを加えるなど、将来的な拡張性にも優れたポータルサイトです。
▲360°空撮ポータルサイト
▲AR 技術で戦前の街並みを合成
世界初!Matterportデジタルツインデータを活用した室内空調解析シミュレーション
withコロナにおいて重視される安全・安心への取り組みにも世界初の挑戦を試みています。
スーパーコンピュータ「富岳」が飛沫シミュレーションを可視化することで感染対策の有効性が話題になりましたが、県内のエンジニアリング企業や研究機関と共に、Matterportのデジタルツインデータを有効活用した室内換気シミュレーションを行いました。サーキュレーターやパーテーションの位置を変更するなど改善策まで提案することで、安全・安心な広島をアピールします。
▲Matterportのデジタルツインデータを活用した室内空調解析シミュレーション
観光・平和学習に役立つ!平和学習ツアーと連携
「デジタル3Dコンテンツ in 平和記念公園」の施設紹介は、広島に訪れた修学旅行生や観光客が実際に体験可能な平和学習ツアーとも連携しています。
広島平和文化センター元理事長のスティーブン・リーパー氏が監修した施設案内を加えることで、歴史だけでなく実際のピースガイドの言葉が加わり、見るだけのコンテンツではなく“体験する”リアルなコンテンツに進化しています。
ガイドは、日本語と英語との2か国語で、インバウンド観光や海外からの平和学習にも対応しています。
▲施設案内文はスティーブン・リーパー氏が監修
▲オートツアーは音声案内も(日本語/英語対応)