原子爆弾の投下から76年後のヒロシマ。
美しい街の風景に力強く復興した生命力を感じる一方、抱える問題の一つが老朽化する被爆建物の後世への継承です。
その解決へのヒントが、NASDAQに上場しているアメリカのIT企業・Matterport(マーターポート)社が開発した最先端デジタルツインプラットフォームを活用した平和関連施設のアーカイブです。
誤差1%以内の高精度を誇る3Dスキャン撮影によって、4K高繊細な3Dウォークスルーで施設内を自由に歩き回ることが可能です。
また、施設内に埋め込んだタグをクリックすると、例えばレストハウス2階にある被爆ピアノでは、持ち主にまつわる物語や過去の演奏動画を鑑賞することもできます。
▲広島平和記念資料館のドールハウスビュー
▲被爆ピアノの演奏動画(レストハウス2階)